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CSRレビュープログラムの概要

CSRレビュープログラムは、企業が持続可能な発展への貢献を進めるに当たって重要なステークホルダー(利害関係者)になると考えられる「NGO」「消費者団体」等のアライアンスにより、企業のCSR活動をステークホルダーの視点からレビューを行うプログラムです。
レビューに当たっては、国際標準規格ISO26000が提示する7つの原則と7つの中核主題等のフレームワークをベースとし、社会の最前線で社会課題の解決に取り組む組織で活躍する第一線のレビュアーが連携してレビュープログラムを提供しています。

本プログラムの基本方針

  1. 企業のCSRが総合的に推進されることを、企業とレビュアーの共通目標とする。
  2. 企業は、本レビュープログラムが「対等なパートナーシップ」の上に成り立つ「ステークホルダーとの対話」そのものであり、「委託関係」に基づいて提供される「サービス」ではないことを認識し、レビュアーの立場を尊重して対話に臨むこととする。
  3. CSRレビューフォーラム事務局およびレビュアーは、企業が直面する(またはするであろう)課題を包括的に考慮した上で、企業が置かれている客観的状況や課題解決能力等とステークホルダーや社会の要請の両面を鑑みつつ、実施可能なテーマから段階的にレビューの実施を検討する(柔軟なテーマ設定を行う)
  4. レビュアーは、企業の真のステークホルダーを代表して、企業と対話を行なっており、レビュアーとしての正統性が常に問われていることを認識する。その上で、企業と対話を行なう能力が十分ではないステークホルダーや、企業との利害関係が認識できていないステークホルダー、企業との対話そのものが実施できないステークホルダーなどを代表して企業との対話に臨んでいることを踏まえ、真のステークホルダーへの説明責任が果たせるレビューとなるように、自らの社会的責任を認識して誠意を持って本プログラムに取り組む。

本プログラムの9つの特徴

1.企業とNGO等との橋渡し
社会課題の解決に取り組むNGOや消費者団体等の市民組織は、企業が、持続可能な発展にむけてCSR活動を進化・発展させていく上で、今後、重要なパートナーになっていくことが予想されます。
しかし、日本企業の多くは、市民組織とどのように対話を行なえばよいかわからず、二の足を踏んでいるのが現状です。また、対話を始めた企業も、踏み込んだテーマにはなかなか取り組めていない等の状況が見られます。また、当の市民組織も、企業とどのように対話を行なえばよいかわからなかったり、どうすれば質の高い継続的な対話に発展させられるのか悩んでいます。
当フォーラムは、このような企業と市民組織との対話の橋渡し役を担うことで、企業と市民組織とのエンゲージメントの推進をサポートします。
2.市民組織の横断的アライアンスによるレビュー
これまで行なわれてきた「ステークホルダー・ダイアログ」では、対話のテーマ設定を多くの場合、企業が行なってきました。しかし、本プログラムではレビューのテーマ設定段階からステークホルダーが参画し、ステークホルダーの視点を重視してテーマ設定を行ないます。
また、ステークホルダー・ダイアログでは、複数の有識者が関わる場合でも、参加者は基本的に独立した立場で対話に臨み、ダイアログ当日になって始めて他の参加者と意見を交換します。一方、本プログラムは市民組織のアライアンスが基盤にあり、環境や人権などの各分野の専門家が互いに意見交換やサポートを行ないながら、包括的な視点でレビューを行います。
同様に、第三者意見については、特定の有識者が独立した立場で意見を述べることが一般的でしたが、一人の有識者がカバーできる専門分野には限りがありました。本プログラムは、さまざまな専門分野のレビュアーがアライアンスを組んでレビューを行うことで、包括的で分野横断的な視点からレビューを行い、意見書を提供します。
3.ISO26000に基づくレビュー
レビューに当たっては「持続可能な発展にむけた組織の社会的責任」に関する国際規格ISO26000の考え方等を活用してレビューを行います。
4.第一線のレビュアー
レビュアーには、深い見識と高い専門性を持つ各分野の第一人者が担当します。
5.対話を重視
本プログラムでは、ステークホルダー・エンゲージメントのプロセスを重視し、貴社担当者とレビュアーとの「実際の対話」に基づいて、レビューを行います(社内人材と社外ステークホルダーとの良質な対話機会の提供)。
6.包括的視点からのレビュー
レビューでは、環境パフォーマンスのように測定可能な活動だけでなく、活動方針や価値観などの測定が容易ではない側面についても、ISO26000の「社会的責任の原則」等の観点に基づきレビューを実施します。
7.レビュー計画は共同で策定
ISO26000では何を課題とするかを決める際に、ステークホルダーの意見を十分考慮することの重要性を提起しています。CSRレビューにおいても、レビュー計画の策定段階からCRF事務局が参画し、ステークホルダーの意見を取り入れながら、「対話」ベースでレビュー計画を策定します。
8.ステークホルダー意見書の提供
レビューの結果を踏まえて、企業のCSR活動についてステークホルダー意見書を提供します(ステークホルダーの視点から課題を提起)。このステークホルダー意見書は、自社のCSR活動の改善に活用することはもちろんのこと、ステークホルダー(第三者)からの企業のCSR活動に対する意見書として、CSRレポート等に掲載することが可能です。
9.レビュー結果を受けたコミットメントの表明
CSRレビューフォーラムでは、レビューの結果に対して、企業が今後どのように取り組んで行こうと考えているかをステークホルダーに向けて表明する「コミットメント」または「ステートメント」を求めることとしています(公表・非公表の選択は可能)。この継続的な積み重ねが、企業のCSR活動の前進につながると考えています。

プログラムの提供価値

本プログラムは以下の価値を提供します。

  1. 企業活動の透明性向上
  2. ステークホルダーの利害の把握
    (ステークホルダー・エンゲージメントの実践)
  3. 外部ステークホルダー(NGO、消費者団体等)視点によるサステナビリティリスクの把握
  4. 外部ステークホルダーとの対話を通じた多面的な視点への気付きの提供
  5. 自社のCSRに関する現状把握(課題抽出)と、社内の関係部門におけるSRの推進(社会的責任の組織への統合の支援)
  6. 外部の有識者との対話を通じた社内人財の育成
  7. 対話を行なったステークホルダーとのパートナーシップの構築

CSRレビューの進め方

CSRレビュープログラムは、大きく4つのステップからなります。

レビュープログラムの進め方、ステップ1レビューの依頼、ステップ2計画の策定、ステップ3レビューの実施、ステップ4ステークホルダー意見書の提出

CSRレビューの成果物

  • ステークホルダー意見書の提出

レビューの実施後、レビューテーマについての所見を総合し、CSRレビューフォーラムとしての「ステークホルダー意見書」を作成・提出します。

  • コミットメントの表明と意見交換会の開催

本プログラムを受けた企業には、ステークホルダー意見書で期待を表明した事項に対して、何らかの「コミットメント」または「ステートメント」を表明いただくことをCSRレビューフォーラムとして求めています。また、希望に応じて、総括的な意見交換会を開催いたします。

  • ※ コミットメント/ステートメントの公表を選択された企業には、レビュー報告書の提出日から一年間に亘り、CSRレビューフォーラムのロゴの使用権を提供いたします。
  • ※ コミットメント/ステートメントは、そのすべてまたは一部について、社外への公表の可否を予め選択することが可能なものとしています。

プログラムの留意点

本プログラムを利用する際の留意事項と免責を、以下に示します。

  1. レビュー対象企業は本レビューの結果(ステークホルダー意見書)を、「自社の活動を社会的責任の観点から見直す」ための第三者意見として活用することができます。また、「自社の活動に対するステークホルダーからの意見」として本プログラムを利用した旨とその結果をCSRレポート等で開示できるものとします。
  2. CSRレビュープログラムは「保証サービス」ではありません。本プログラムで提供する意見は、対象企業の活動についてステークホルダーの立場から見た率直な意見を述べたものであり、対象企業の活動について「問題がある・ない」「優れている・いない」等を第三者に保証するものではありません。
  3. 上記理由から、CSRレビュープログラムの提供によってレビュー対象企業、または意見書をご覧になる方に生じる有形無形の影響、利益、損害等については、CSRレビューフォーラム、レビュアーおよびその所属団体は一切責任を負うことはできませんので、予めご了承ください。
  4. CSRレビューフォーラムおよびレビューに参加したNGO等が、レビューの結果を自らのホームページ等で開示するか否かについては、レビューの設計段階で、企業・NGO等・CRF事務局との間で協議し、参加者全員がこれを遵守することとします。
  5. 尚、レビューを担当するレビュアーは、レビューの対象企業と利害関係にないことを、当フォーラムの規定に基づいて確認しています。

プログラムについてのお問い合わせ

  • 一般社団法人CSRレビューフォーラム
    (英語名:CSR Review Forum-Japan、略称:CRF)

    〒108-0071 東京都港区白金台3-19-6 白金台ビル5F(株式会社クレアン内)
    E-mail: info(アットマーク)csr-review.jp (「アットマーク」を「@」に変更ください)
    TEL: 03-5423-6923(株式会社クレアン内)
    FAX: 03-5423-6921

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